MENU
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
欲しい! に出会える。 楽天Room

Fish or crickets

  • URLをコピーしました!

 最近は専ら「昆虫食」が無理やりもてはやされているらしいが、悪意すら感じている。食べてみれば良いのかもしれないが、人間の体とは食べているもので構成されるのが常であり、家畜への飼料の雰囲気すらある。飲食に詳しい人なら分かるのであろうが「風味付け」として、鯛や鰤に柑橘類、畜産用に特定の木の実など、あらかじめの香辛料的な作用を期待して与えるものがある。ビール臭い…という「スメハラ-smell harassment-」も今のところ存在していることを忘れてはならないだろう。

 これらを体内に取り入れ続けることで、長期的にどのような変化が起こるのか大変疑わしいものである。短期間「ショート・ターム」で作成され投与されてきたワクチンも「ワクチン・ヌーヴォー」とでも呼ぶべきであったのだが、この昆虫食品なるものを無遠慮に市場にどんどん登場させようとしているだ。

 日本でもかつては食品不足から、仕方なくタンパク源として食された歴史もあろう。しかし“3丁目の思い出”とでもいうか、その味のごとく”ほろ苦い”ものだったと聞いている。

 見聞するかぎりタンパク質として優れた性能があるらしいが、プロテインのように粉状にしてシェイクにして飲むのが効果的なのだろうか。台湾や東南アジア・アフリカ諸国ではポピュラーらしいが。

 筆者はネットにて「Insects fighting」とも言うべき動画を視聴したことがあるが、そこに登場していた化け物コオロギと言われる「リオック」を良く思い出す。この「リオック」という名称は正式名では無いらしいが、何にせよその食欲の凄まじさを物語る動画であった。動くものなら手当たり次第に生きたまま食そうとする貪欲さである。

 さて、話を元に戻すが、聞いた話では昆虫の体組織は、我々の良く食卓に並ぶ「海老」によく似ているらしい。それは、こんがり天ぷらやフリットにされたときの、とりわけ尾の部分に象徴されよう。ネコはこの尾の部分に目がなく、意地でも食らいついて離そうとしないが、我々日本人にも馴染みのある島国の海産物でもある。

 しかし、かといって昆虫をいざ目の当たりにし、あたかもスナックをつまむように口に放り込む日常が果たしてくるのだろうか? 口からはみ出た昆虫の後肢を見ることがデイリーな日常となるのか。来るべき宇宙での生活を前に「治験的試食」でもしているのか?

この世界を汚し続けてきた者たちの、責任逃れの心理から生まれた「苦し紛れの詭弁」ではないか。肉を食べれば温暖化を招くが、水産資源はプラスチック粒子で全体が汚染されて久しい。つまり、魚を食べることにも健康リスクがあるのだろう。消去法として残った唯一の選択枝がその「コオロギ」というオチなのか。

 「刷り込み」という概念があるが、子は親の日常的行いをためらうことなく模倣し取得するものであるが、筆者としては世代的に遠慮したいものである。

Author

Takaのアバター Taka "The Blogger"

I wanna do trick by writing about some events in Japan.

目次