MENU
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
欲しい! に出会える。 楽天Room

貴重な余暇にトリックを垣間見る

  • URLをコピーしました!

今回、筆者は余暇の時間を作り、東京は高尾山へと赴いた。今月の頭の出来事である。東京という都会における憩いの、そして癒しの場として、自然の魅力に溢れた愛されるべきこの山は解放されているのだ。

バードウォッチングや登山に最近興味が出たからなのであるが、非常に幸運なことに、登山開始より、幸せを呼ぶ鳥である「オオルリ」と対面を果たすことができた。あまりに遠方で鳴いていたので、オプティカルズームのカメラをもってしてでも、ピントの合わない写真が撮れてしまったが、筆者としては大変満足している。

枯れ木の大木の頂きにて、声高らかに、勝利、そして主張の主はあまりにも魅力的であり、自然界を風靡する王者に思えた。ついには旅をする美しい蝶である「アサギマダラ」とも行き来する際に1回ずつ出会うことができた。この蝶も、直ぐに、上空へと舞い上がって行き、捉えることが困難であったが、非常に幸運であった。主観ではあるが、私の周りをヒラヒラと舞ってくれているようにも飛翔し、山々から歓迎されているように感じたのである。

「鳥」とは我々が解釈しなおすべき存在である。なぜならば、彼らは恐竜の子孫であるからに他ならない。恐竜と現在の鳥類との繋がりを補完するミッシング・パーツはどんどん発見されており、畏怖すべき逆境のサバイバーなのだと再認識するものである。その美しい姿と泣き声に呼応する、似つかわしい経歴の持ち主なのだ。彼らの体内に刻まれた、歴戦の遺伝子には非常に学ぶところがあるだろう。何かにつけてホスピタリティの世話になる、情けない存在となってしまった自分たち自身について再考すべき時代なのかもしれない。
つまりは、我々こそが籠の中の鳥となってしまったのではないか!
常に物質と、異郷の教示をねだり、委ねる玩具の世界にある調節ノブをレッドゾーンからノーマルゾーンへと回す必要があろう。

そう、種明かしするように予め、登山口に打ち立てられている建築物がある。余暇を全て台無しにする意味を暗示した「ストレスの子泣き爺」の正体ではないか。運動の疲労などはどうってことないもので、心地良ささえ伴うものだが、まるで我々の精神世界に絡みつき、隙を突く蛇蝎である。過去の偉大な詩人やジャーナリストが既に喝破していたのだが。毎度、新たに生まれ出ずる、真っ白なキャンパスをその心に持つ若き存在にとって脅威に違いない。像が大きな体を得たように、鳥が飛翔能力を獲得したように、生きる必要があるのだ。

Author

Takaのアバター Taka "The Blogger"

I wanna do trick by writing about some events in Japan.

目次